BANTECが海外調達を行う理由

BANTECが何故海外調達を行うのか?
弊社は 海外調達サイト 金属・樹脂加工の海外調達TECH-JOURNEY を運営しております。国内では対応できないコスト製品、量産製品を優秀なサプライヤーと共に対応しております。
これまで数多くの部品を製作して国内の光学部品メーカ様、半導体メーカ様、金型メーカ様などに加工品を納入させていただいております。
国内にも工場はありますし、円安の影響で以前よりコストメリットが薄れていることは事実です。しかしながら何故弊社が海外調達を進めるのは理由があります。
弊社が海外に部品加工を依頼する理由は、コストの最適化だけでなく、生産体制の柔軟性確保や事業継続リスクの分散といった、多面的な経営判断が背景にあります。以下にその主な理由を整理して説明します。
🇨🇳🇻🇳 海外(中国・ベトナム)に部品加工を委託する主な理由
① コスト競争力(人件費・加工費)
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国内より加工費・人件費が安い(特に大量生産品・単純形状品)
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アルミ部品は加工時間が比較的長くなりやすく、人件費がコストに直結しやすい
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特に切削・バフ研磨・表面処理込みの一貫加工で差が出やすい
② 大量生産・ロット対応力
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海外メーカーは大ロット・量産対応に強い
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国内では対応が難しい短納期×大量×低コストを可能にするラインが整っている
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NC機や自動化装置の充実度も高い
③ 表面処理・仕上げの一貫対応
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ベトナムや中国では、アルマイト、塗装、バフ研磨などの仕上げ工程を含めた一貫加工が可能な工場が多数存在
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日本国内では環境規制や設備更新費の影響で表面処理工場が減少傾向
④ 人手不足・設備老朽化の国内課題
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大田区では熟練技術者の高齢化や人材不足が顕在化
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加工業者の数も年々減少し、対応できる工場が限定されている
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最新設備の更新投資が重く、設備力では海外に後れ
⑤ リスク分散とBCP対策
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自社での加工を前提にしていても、災害・設備故障・人手不足へのバックアップ先として海外を確保
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日中・日越の複数拠点による調達分散でサプライチェーンの強靭化
⑥ 現地サプライヤとの連携進展
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長年の海外調達経験により、信頼できるパートナー企業が育ってきた
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日本語対応・品質基準への理解がある企業も増えている
🧪 加工内容による使い分けの傾向(例)
加工種別 | 国内(大田区) | 海外(中国・ベトナム) |
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試作・小ロット | ◎(対応力・納期短) | △(費用高・対応難) |
中~大量ロット | △(納期・価格が厳しい) | ◎(量産向き) |
高精度・高難度品 | ◎(技術力あり) | △~〇(工場により差) |
外観・装飾重視 | △(下請け減少) | ◎(一貫処理可能) |
BANTECは海外調達品を完璧に検査
弊社のお取引先は、大手OA機器メーカーや電子機器メーカーの1次サプライヤ―が多く、高精度かつ高品質の製品を求められています。そのため弊社には、ノギス、マイクロゲージ、ピンゲージなどの検査器具や3次元測定や画像測定器などの一連の検査設備を取り揃えています。弊社で加工した金属加工品はもちろん、海外の協力工場から納入された金属加工品についても弊社検査を行い、品質を保証してご提供します。

寸法検査の様子です。3次元測定器や画像測定器、各種ゲージ類などの各種検査機器を保有しており、全ての製品に対して自社内で寸法検査及び外観検査を実施しています。
金属加工品のことなら、金属の加工業者のBANTECにお任せください
金属加工品に関してお困りのことがありましたら、BANTECにご相談ください。
国内・海外にてお客様の図面に沿った提案をさせていただきます。
金属加工品でお困りでしたら、お気軽に以下の窓口までご相談ください。