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加工屋が嫌がる材料指定とは?― 現場でトラブルになりやすい指定の正体 ―

加工屋が嫌がる材料指定とは?
― 現場でトラブルになりやすい指定の正体 ―

「材質は指定しているのに、なぜか加工を嫌がられる」
設計・購買の方から、よく聞くお悩みです。

実は、加工屋が嫌がるのは材質そのものではなく「指定の仕方」であることがほとんど。
今回は、現場目線でトラブルになりやすい材料指定について解説します。

① 材質名だけの指定

「SUS304」「A5052」など、材質名だけの指定は一見問題なさそうですが、
加工現場では注意が必要です。

  • メーカー違いによる加工性の差
  • ロットによるばらつき
  • 熱処理・加工履歴の違い

同じ規格でも削りやすさは大きく変わります。
試作なら対応できても、量産では不安要素になります。

② やたらと厳しい公差が付いた材料指定

必要以上に厳しい公差は、加工難易度とコストを一気に引き上げます。

  • 工程が増える
  • 調整作業が必要になる
  • 不良率が上がる

特に材料特性と合っていない公差指定は、
「理論上はできるが、現実的ではない」状態を生みます。

③ 海外材・国内材を混在させた指定

「国内材・海外材どちらでも可」と書かれた指定も要注意です。

海外材はコスト面で有利な反面、

  • 成分ばらつき
  • 内部応力の違い
  • 加工後の変形

といったリスクがあります。
加工屋としては、条件が読めず嫌がられる原因になります。

④ 状態指定がない材料

アルミや樹脂で特に多いのが、材料状態の未指定です。

  • T材かO材か
  • 焼きなましの有無
  • 含水状態

これらが不明確だと、削った後に反る・寸法が安定しないなどの問題が起こります。

⑤ 試作と量産で同じ材料指定をしている

試作では問題なかった材料でも、量産になると話は別です。

  • 試作:職人の調整で成立
  • 量産:再現性が最優先

試作向きの材料指定を、そのまま量産に使うと、
加工屋は「後で必ず問題が出る」と感じます。

加工屋が助かる材料指定とは

逆に、加工屋が「助かる」と感じる指定は以下です。

  • 使用目的が分かる
  • 重要寸法が明確
  • 材料状態・メーカー指定がある
  • 試作か量産かが分かる

これだけで、加工トラブルの多くは防げます。

まとめ

加工屋が嫌がる材料指定とは、

  • 曖昧
  • 現場条件を無視している
  • 量産を想定していない

という共通点があります。

材料指定は「指示」ではなく、
設計と現場をつなぐコミュニケーション
少しの工夫で、品質もコストも大きく変わります。

試作段階から材料指定に迷ったら、
ぜひ一度、加工現場に相談してみてください。

 

大田区・試作/金属加工はバンテックにお任せください。

 

 

弊社は創業以来、『ものづくりの町 東京都大田区』で精密機器の試作品製造の技術商社として協力工場様と共に歩んでまいりました。
商社と言えばお客様より注文を受けてそのまま右から左へと横流しをするブローカーと思われる事も多々あります。
しかしながら弊社はお客様に満足して頂ける様、検査機器も取り揃え品質にもこだわって参りました。
今や品質は良くて当たり前と言う時代でお客様の要望にお応え出来るよう納期厳守も当然のことだと思っております。短納期を心掛け、日々協力工場様と連携をとれるよう万全な体制をとっております。
また、海外の提携会社もあるため、国内短納期試作/海外調達を武器にお客様の図面に合わせて最適な工法、コストをご提案いたします。
まだまだ若い会社ですが今後もBANTECにお願いをしたいと言われるように邁進して参りますので今後とも宜しくお願い申し上げます。

大田区のBANTECバンテックについて

 

会社名 株式会社BANTEC(バンテック)
代表者名 代表取締役 番場岳志
住所 東京都大田区東蒲田2-12-3
TEL 03-6336-6822
FAX 03-6745-4844
資本金 300万円
設立 2011年5月
事業内容 金属の試作加工、量産加工、精密機器、光学機器、医療機器の切削加工、精密板金加工、三次元加工、製品開発支援(設計~製作)
真鍮材料加工 アルミ加工 ADC材の追加工 ABS加工
板金加工 OA機器部品 光学部品 医療機器
金属試作加工

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